
さて、2年生になると、

と、「甘えさせる」と聞いて良くないイメージを抱く方もいるでしょう。
しかし、それは勘違い!!
甘えられなかった子どもは、寂しい自分を嫌い、意欲のない子になります。
一方、たっぷり甘えられた子どもは、人にやさしく、自立心に満ち溢れています。
~ も く じ ~
「甘えさせる」or「甘やかす」???
- 甘えさせること
- そのままの子どもを受け入れ褒めること
- 子どもの味方になって気持ちを聞くこと
と、心がけています。
ただし、ここでいう「甘えさせる」というのは、「甘やかす」とは、ちょっと違います。
子どもが求めていないことを先走ってやることは「甘やかし」
これは、いっけん、子どものためと見えますが、大人の都合を優先させていることのほうが多いです。
例えば、、、
欲しがるものを何でも買い与えるのは、「子どもが泣き叫び、駄々をこねるのを簡単にやめさせたいから」という理由、、、
先回りして世話を焼くのは、「子どもが自分でやると時間がかかるから、先回りしてやっておく」という理由、、、
とかの場合が多いのではないでしょうか。
どちらも、子どものためにしているというよりは、親の都合を優先させている行為だといえるでしょう。
子どもは、「ちょっとゴネればなんでも買ってもらえる」という知恵がつくと、我慢することができません。
甘やかした結果、わがまま放題で、何も自分ではできない子どもができあがってしまうのです。
一方で、
「甘えさせる」とは、子どもの都合を優先させること

と、突き放すのは、よくありません、、、

特に思春期は、母親に甘えられる最後の時!!
巣立つ時を大切にしてください。
だから、子どもが、抱っこをせがんできたら、抱っこしてあげる。
子どもが求めてきたことを、受け入れてやることで、子どもにとっては「命の回復剤」です。
でも、

と、心配、、、。
もちろん、人生は楽しいことばかりではないので、我慢や忍耐が必要な場面も出てきます。
しかし、敢えて厳しく躾けのは、順番が逆です。
この時期に必要なのは、「無条件に甘えられる場」であって、厳しくするのは、その後で十分です。
子どもが求めてきても、応えられないこともあるでしょう。
家事で忙しいときに、「勉強を教えて」と言ってきたら、「今は忙しいから、あとでね」と言って構いません。
ただし、約束を必ず守ること。
本当に、大事!
子どもが自分からやってほしいことを頼み、大好きなママに受け入れられることによって、「自分は大切にされる価値のある人間なのだ」という自己肯定感が芽生えるのです。
大人の都合で世話を焼くことが“甘やかす”、子どもの都合で世話を焼くことが“甘えさせる”。
似ているようですが、子どもに与える影響を考えると全く別物と言えます。
おねだり
子どものおねだりも甘え行動の一種です。
モノを媒介にして、愛情を伝えることが、ポイントです。
子どもは心が満たされると、むやみに甘えてこなくなります。
逆に、

と、いかにも渋々という表情で渡したら、欲しいものを手に入れても、心は満たされません。
なぜ、おねだりをするのか?を考えてみてください。
子どもに嫌みを言いながらやっていないか、ため息をつきながらイヤイヤやっていないか、など確認してみてくださいね。
褒める

と、洋服や靴を脱ぎっぱなしにしたり、電車の中など公共の場で騒いだり、、、。
でも、子どもは、出来なくて当たり前!!
𠮟る必要はありません。
ガミガミ𠮟り続けていると、ますます育てにくい子になります。
では、𠮟らずに、躾けをするには?
「出来るようになったね」
と、過去形で褒めてあげることです。
「靴を綺麗にそえられたね!」
「部屋の片づけができるようになったね!」
このような言葉で、”暗示”をかけるのです。
子どもがこれからしようとする行為を、親が言葉で表現してあげれば、出来たときのイメージが明確になり、その通りに行動できるようになります。
すぐには、出来ないかもしれない。
でも、繰り返し言葉をかけるうちに、”必ず”出来るようになっています。
出来ようが、出来まいが、子どもの存在そのものを認めて受け入れてあげることです。
なので、褒めるポイントは、どんな些細なことでもいいのです。
親バカでもいいのです。
1日何回でも褒めてあげてください。
しゅんぞうのまとめ
さて、今回は『何歳からでも遅くない!「甘えさせる子育て」を実践してみよう!』というお話でした。
𠮟るストレスから解放され、親も子どもも、幸せな気持ちになってください。
ぜひ、試してみてください。
あなたの役に立つ!? 関連リンク
ちょっとした”工夫”って超重要!こどもがやる気になる5つの方法!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入っていただけたら、シェアしてくれると嬉しいです。
小学校2年生を持つ親です。