

”管理されている感”を出しがちではないですか?
私もつい言ってしまう、、、
どう言ったらいいのでしょうか???
親は子どもに、”ゴール”から考える”習慣”を持たせるように仕向ける必要があります。
逆算するクセって何ですか?
我が子には、



だからこそ、あなたは、子どもの健康を気遣うし、栄養を考えるし、いろんな体験をさせてあげたり、言葉と態度で我が子に、愛情を伝えようとしますよね。
子ども自身が、考える力や乗り越える経験を手に入れ、自分で決めた道を、自分の力で歩めるようになって欲しいといういう願いがあってのことだと思います。
でも、一生懸命に関われば関わるほど直面する悩みが、「結局、最後は子どもが自分でやるしかない」という事実ではないでしょうか。
何を自分でやるしかないのかと言えば、なりたい自分を見つけ、”目標”を持ち、実現させていく行動を重ねるということなんです。
もちろん初期の段階では、大人が「課題」という形で目標達成のための行動を与え、子どもたちは与えられた課題をこなすことが中心です。
しかし、いつまでも与えられた課題をこなすだけでは、社会で生きていく力は身につきません。
段階を踏みながら、子ども自らが課題を設定し、クリアしていく力を身につけていかねばなりません。
この課題を設定する力とは、つまるところ「目標から逆算して計画を立てる」ことです。

そして「課題」をクリアしていくには、「行動」を「スケジュール」に落として、「実行」していく力が必要です。
ですから、スケジューリングの力を持つことは、生きる力を持つことだと思います。
つまり、「ゴールからの逆算思考」とは、最初に目標(ゴール)を具体的にイメージして、そこから現在へさかのぼって(逆算して)、その目標に到達するための手段、方法、スケジュールを考えるという思考方法です。
ビジネスの世界で大事だと言われている、逆算思考や戦略思考は、子どもの時期から培われている大事なスキルなんです。
仕向ける
具体的には、夏休みや冬休み中に「勉強する習慣」をつけてやるのです。
「いつでも気が向いた時にやればいい」というのは、自律のできる子ども向けの言葉です。
放っておけば、夏休み明けまで全くやらず、始業式前日に親子共々地獄を見ることになります。
だから、賢い親は上手に「主体的になる動機付け」をしています。
子どもが主体的になれるかどうかのポイントは、実は「選択」です。
受動的とは、言われるがままで、選択の余地がなくやる状態です。
賢い親は、子どもが「自分で選択している」と自覚するような方向に持っていくのが上手いのです。
それを繰り返しているうちに、「自分からやる子供」になっていきます。
言い換えれば、「勉強」を選択するような環境を整えていくわけです。

手順は、それぞれの家のやり方があるかと思いますが、基本はまず、自然な家族の会話の中に勉強の話に持ってくることです。
例えば、「夏休みの宿題って、何があるの?」と聞いてみましょう。
これぐらいは教えてくれるはずです。
心理学でいうところの「フット・イン・ザ・ドア」の手法です。
相手の承諾から生まれる慣性を利用した交渉術。段階的要請法ともよばれる。依頼や交渉の際、相手が承諾しやすい要求から始めて、徐々に要求を大きくしていく話法のことで、小さな要求への承諾をステップとしながら、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。この名称は、セールスマンが訪問先でまず片足をドアに入れて閉まらないようにし、相手が商談を拒否できないようにする動作に由来する。その由来通り、セールステクニックとして活用されている。 この話法は、人の「一貫した振る舞いをしようとする」心理に働きかける。一般に、最初から大きな要求を提出すると、相手は警戒してなかなか承諾しない。そこで、比較的簡単な要求を1つないし複数承諾してもらい、話の流れをつくることで、相手の警戒心を解いていく。すると、ある程度大きな要求でも承諾してしまう勢いを相手の側に生み出すことができる。
要は、小さな頼みごとを受けてもらってから、(本来の目的の)大きな頼みごとも受けてもらうというテクニック。
ここから積み重ねていくのです。
親の希望は、「夏休み中に宿題を進める時間を確保して欲しい」といったことでしょうか。
でも、その言葉をそのまま伝えてはいけません。
選択肢を示すのです。
それも、選択肢が10個もあったら逆に選べないので、2択でいいのです。
「朝と夜なら、どっちがやりやすい?」例えば、これでもいいです。
「朝早く起きてやりなさい」「夕飯の前にやりなさい」とは、雲泥の差があります。
ここを皮切りに「いつ」「どこで」「誰と」「どうやって」「何を」を決めていきます。
極端な話「いつ」だけ確保して実行できれば、半分成功したも同然ですが、より実行率を高めるために「どこで」までは決めておきます。
「リビングと部屋、どっちが集中する?」これぐらいでも構いません。
場合によっては、他の場所を希望するかもしれませんが、それもありです。
「お母さんも一緒に見ようか? 必要ない?」で、「一緒にがんばる意向」も伝えます。
また「1日何分やったら宿題が終わりそう?」「60分集中と30分2回ならどっちがいい?」など、必要に応じて子どもに決めさせます。
こういった問いかけを重ねて「自分で決めた勉強時間と方法」を獲得させます。
「自分で」がとても大切です。
これが、子どもの自主性を育むことにも繋がります。
あなたも是非ともやってくださいね!
- 勉強の開始時間も子どもに決めさせる。
- ゲームの終わりも子どもに決めさせる。
以上の2つをやってみてください!
しゅんぞうのまとめ
さて、今回は『”ゴール”から逆算する習慣を持たせよう!戦略を立てる訓練を!』というお話でした。
子どもの自発性を引き出す親の”質問力”が問われるということですね。
仕向けるって、本当に難しいですね。
でも、毎日やると、少しずつ変わっていくでしょう。(親も、子どもも、、、)
私の方は、、、今、仕向ける最中です。。。
ちなみに、”管理されている感”を出さないためには、
「何時から始めると効率よく、集中して勉強できると思う?」
などと聞いて、子どもに答えさせる形を取ります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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小学校2年生を持つ親です。