
21世紀の現代は、コンピューターは日常生活の隅々まで浸透しています。
コンピューターなしの生活など考えられないほどです。
そんな中、今、プログラミングが子どもの習い事として人気となっています。
その背景には、小学校でプログラミング教育が必修化されます。
小学校からプログラミング必修化
文部科学省は、2020年以降に施行される、プログラミング教育必修化を盛り込んだ学習指導要領改定案を発表した。
直接影響を受けるのは現在小学2年生以下の子どもだが(ちょうど、うちの子が小学校2年生)、プログラミング教育が時代の流れとしてやってきている以上、それ以上の年齢の子どもたちにも影響があるでしょうね。
小中高生向けのプログラミング教室が次々と開校しています。
親子で参加するワークショップ(体験型の講座)でも、プログラミングやロボットのコースが大人気です。
(病気ではなかったら、親子で習うのに、、、)
うちの子も2年生の4月から通っています(子どものためのロボット&プログラミング教室)。
1年生はいないけど、2年生は少ないけど、います。
プログラミングを学ぶのに、早い、遅いはありません。
子どもと一緒に考え、学び、毎日の仕事や生活、遊びの中に隠れている「プログラミング的なもの」を見つけ、コンピューターの本質を少しでも理解できるようになったらいいなって思います。
パソコンやスマートフォン、タブレットのようなものだけではなく、そうでないものにまで、コンピューターが埋め込まれて、私たちの気づかないところで働いています。
小学校でプログラミング教育必修化
文部科学省によると、教科化はせず、総合的な学習の時間や算数、理科などの既存の科目を活用する予定です。
算数における多角形の作図(例えば、立方体の展開図を3次元で見ることができます)、理科における電気の働きを利用した道具に関する学習などです。
論理的な思考の育成を目的とし、社会のインフラがプログラミングによって動いていることを体験的に学ばせることなどを想定している。
これからを生きるためには、ITは使いこなせる当たり前。
『知識はグーグルで検索すればいい。重要なのは知識を活用する能力だ。』
と、経済協力開発機構(OECD)の教育局長が言いました。
プログラミングやソフトウェアの設計などの高度な技術は子ども全員に必要ではないが、パソコンやタブレットを使いこなせて当たり前になるでしょう。
読み書きや計算と同じように、コンピューターやプログラミングの学習も一般教養として必要ではないか、という考えが世界中で広まっています。
たとえばイギリスでは、義務教育の5〜16歳を対象に2014年9月よりプログラミング教育が必修化されている。
教科「Computing」は、アルゴリズムの理解やプログラミング言語の学習なども含んだものだ。
初等部では学級担任が指導を担当しており、中等部では基本的に専門の教員が指導するが、人材不足で理科や数学の教員が担当する場合もあるという。
フィンランドでも、2016年からプログラミングは義務教育の一環となった。
エストニアでは、小学校1年生からすべての公立学校でプログラミングの授業が選択できるように活動が進められている。
その他にも、米国、フランス、ドイツ、スウェーデン、ロシア、韓国、香港、インドなど多くの国でプログラミング教育は推進されているのだ。
「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」(文部科学省 平成26年度・情報教育指導力向上支援事業)報告書
http://jouhouka.mext.go.jp/school/pdf/programming_syogaikoku_houkokusyo.pdf
ツールとしてのプログラミング
プログラミングが持つ「子どもの創造力を育むツール」。
自分でプログラムを組み立て、思い通りに動かすことは、まさに創作活動そのもの。
ただコンピューターを使っているだけでは得られない、モノづくりの醍醐味です。
自ら考え、組み立て、楽しめる「プログラミング」は、決してプログラマーになるための技術訓練ではなく、子どもの可能性を広げる知育玩具のようなものです。
そして、プログラミングを仕事とせずとも、「プログラミングができること」が将来的に有利に働くことは間違いないでしょうね。
しゅんぞうのまとめ
さて、今回は『”世界で通用する学力”を!”タブレット”はどんどん触らせよう!』というお話でした。
小学生からタブレットを触ることに抵抗がある親御さんもいるでしょう。
必ずしも、勉強してくれるとは限りません。
むしろ、動画サイトばかり見ていたり、無償ゲームをダウンロードして遊んでいたり。
しかしパソコンは、調べ物も、学習も、創作も、なんでもできる多彩な「ツール」なのです。
そのツールを使いこなすためには、勉強うんぬんの前にツールに慣れなければ使えません。
工作や調理をする刃物と同じです。
「習うより慣れろ」で、まず子どもにツールを自由に使わせてあげる、そんな心構えが親御さんに必要です。
やがて、子どもはパソコンを使い慣れ、自然と勉強に役立つ使い方をしたり、率先してパソコンで勉強するようになるでしょう。
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小学校2年生を持つ親です。