毎日出される宿題「音読」。それだけ意味がありました。


しゅんぞう
こんにちは!しゅんぞう(@shun_zo_7)です。
小学校2年生を持つ親です。

小学校の宿題で、毎日と言って良いほど出されるのが「音読」。

私が子どもの頃は、そんな宿題は、ほとんど出た記憶がないのですが、どうでしたか?

子どもが読み聞かせて、親のサインが必要なのですが、昔は、親がチェックしなくちゃいけない宿題が無かったような気がするんですよね、、、

(うーん、記憶に無いのかな、、、)

しかし、子どもにとっては面倒です。

親にとっても忙しい中で、ゆっくり聞いてあげる時間がなかなか取れず、多くの家庭がぞんざいにしているかも、、、

私の家も音読を軽視していました(´ε`;)ウーン…

(「学童」で音読してる、、、と言われ、、、しぶしぶ、納得している、、、うーん、ホントかな、、、)

「音読」は、声に出して文章を読むことを言いますが、「音読」には信じられないほどの効果があることをご存知でしょうか。

音読には「記憶力」「思考力」「発想力」「コミュニケーション能力」などをアップさせる力があると言われていますが、まだまだ挙げれば効果は沢山あります。

なんとなく、漠然と「国語の勉強になるらしい」とか「音読すると脳が活発になるらしい」なんて思っていたけれど、実際どうなんでしょう、、、

また、ちゃんと音読の効果を理解し、子どもにきちんとやらせている親であっても、悩みは多いと言います。

今回は、『音読をする効果』と、『音読の宿題をする上で親が注意しておきたいポイント』をまとめました。

参考になれば幸いです。

 

「音読」をする効果

「音読」をする効果!

「音読」をしている時、人間は前頭前野を中心に脳全体を活発に働かせていると言います。

前頭前野は、判断力や思考力を司る通称脳の司令塔とも言われる部分で、脳の中でも重要な役割を担っている部分です。

読むなら黙読でも良いのでは、と感じるかもしれませんが、実は音読と黙読とでは、脳の働きに大きな違いがあります。

それは、音読のほうが同時に複数の感覚を動員していて、脳内で複数の処理を行っているということです。

音読で使用される感覚は、文字を読み取る「視覚」とそれを再び聞く「聴覚」。

そして、音読で生じる処理とは、

「文字を読み取る」

「読んだ文字の意味を理解する」

「理解した文章を声に出す」

「声に出した文章を音として聞く」

「音として聞いた文章を再び理解する」

と多岐にわたります。

音読は、これら非常に多くの処理を同時にこなす複雑な行為。

これにより前頭前野を中心として脳全体が満遍なく利用され、結果的に脳が活性化されるのです。

また、音読は通常の読み方に比べて、記憶されやすいという特徴があります。

音声にして読み上げるということは、きちんと文章を認識しないと出来ることではありません。

脳内のイメージ音読は一度認識した文章を復習する効果があります。

】でみて頭の中にインプットした文章を、【】でアウトプットし、そしてさらに【】で音声として再認識します。

また間違って発声してしまうと気づくことができます。

要するに一度にテストをしているようなものです。

勉強(インプット、読む)して、

回答(アウトプット、発声)して、

答え合わせ(音声認識)をするようなことです。

通常の本の読み方である黙読はインプットだけですが、音読はテストの復習までしています。

これが音読をすることで記憶力がアップする理由です。

この事で、頭に内容や文の構成などがすんなりと、しかも自然に入ってくるのです。

これは、何も国語だけに限った事ではありません。

算数文章題でも、音読で問題を読むと、黙読でひっかかってしまったり飛ばし読みしてしまったりしていた箇所も、しっかり頭に残ります。

問題をよく読まないうちに「わからない」と持ってきた子どもと一緒に音読をしてみると、結構な確率で「あっ!わかった」といって再度問題に取り組みます。

 

親の注意するポイント

あったらいいな、こんなもの!

5つポイントにまとめました。

 

【1】ルーテイン!

国語力がないと、どんな教科でも問題を読み解くことができず、子どものその後の学力を大きく左右してしまうとも言われています。

国語は全教科の基礎。

高くて立派なビルを建てるには、まずは土台となる基礎工事が大事。

他の教科は、短時間で集中的に勉強することで挽回できますが、国語力は年齢が上がってしまうと、挽回がしづらいのも事情。

早めに手を打っておくことあ大切なのです。

【読む力】は国語力の基本。

音読をすると必然的に文章を読む力が身につきます。

音読の宿題は必ずしも毎日出るとは限りませんが、できるだけ毎日やるのがよいでしょう。

同じ物語でも何度も何度も読むことで理解が深まります。

子どもは忘れていたり、サボりたくなったりするので、親のほうから「今日は音読の宿題ないの?」と声をかけてあげましょう。

それに、毎日やることで「毎日、勉強をする」習慣がつくようになり、自分から進んで勉強をするようにもなっていくでしょう。

 

【2】読んだ後の”問いかけ”!

しゅんぞう
「この人の気持ち、分かる?」

登場人物がどんな気持ちだったのか、これは一体どんな状況なのかなど、子どもと一緒に話してみる!

ちょっとした難しい心情表現は「こういう気持ちを『切ない』って、いうんだね」など、心の表現を教えてあげましょう。

ただ「読む」だけではなく、一緒に「考えてみる」ことで、より理解が深まり、国語力アップにもつながります。

特に人物の気持ちはテストにも出るので、対策にもなります。

 

【3】親は手を止めて、聞いてあげましょう!

子どもが音読している間、ついつい食事の支度をしながらなど、「ながら聞き」をしてしまいがちですが、ぜひ手を止めて、注意して聞いてあげましょう。

「ながら聞き」だと読めていないところに気がつきにくく、直してあげることができません。

たった数十分の話。

テレビを見る数十分と、どちらかがいいでしょうか?

そして、句点、読点など最初の内は、きちんと読めないこともありますが、そんなときはきちんと指摘してあげましょう。

でも、せっかく本人がやる気満々になっているところで、親から小言を言われ(いやいや、指摘,,,)、、、子どもがしゅーんって、なっちゃいます。

しゅんぞう
「ん? そこで切るのかな?」

と、可愛くね。

子どもに絵本の読み聞かせをしたとき、何度も、同じ場面を繰り返して呼んでとせがまれ、何日も同じ本を読んでも飽きることが無かった。

子どもが大きくなり、音読の宿題を親に聞いてもらうようになったとき親は、どんな態度で子供に向き合っているのでしょうか?

たぶん最初の頃は、一生懸命に聞いて褒めてあげたことと思います。

でも、何度も同じ文章を聞かされると、親のほうがあきてしまい、適当に聞いて宿題のサインをすませ終了になってしまいがちです。

子どもが音読を嫌いにさせないためには、、親が楽しく聞いてあげることこそ、次も読んでみようと思えるきっかけになりますよ!

【4】ママの後、マネして読んでごらん!

先生が「主人公の気持ちが書いてあるところは、どこですか?」と、問題を出したとします。

この物語を20回音読している子と、2,3回しか音読していない子とでは、まるっきり反応が違ってきます。

20回音読している子は、既に物語り全体の流れや文章の細かい部分も頭の中に入っています。

このような子は、先生の問題に敏感に反応することができます。

「あ、もしかしたら、あそこかな・・・」

「あの辺に書いてあったな・・・」

「98ページの5行目の文がそうじゃないかな?」

というように、音読で脳に入力した物語の中から高速で探し出すことができます。

ところが、2,3回しか読んでいない子はこうはいきません。

2,3回の音読では、大体のことしか分かりません。

そういう子に多いのが、読み飛ばしてしまったり、句読点がついているのにそこで区切らずに、変なところで切ってしまったり、自分の言葉で読み替えてしまったりというものです。

音読がきちんと出来ないと、物語をきちんと理解することが出来ず、問題が解けないので、それがきっかけで国語が苦手になってしまうということでしょう。

特に小学校低学年までの子どもは、目で読むことが苦手でも、耳から入った言葉であればすんなり言える子が多いといいます。

ですから、「ママが少しずつ区切って読んであげるから、そのあと真似して読んでごらん」と優しく声を掛けてあげれば、音読が苦手な子どもも自然に自力で読めるようになるのです。

【5】「音読」の褒めるポイント!

「音読」って、褒めるポイントが見つけやすい!

1回目より、2回目・3回目の方が、確実にすらすら読めますよね?

上達具合が分かりやすいので、「声が大きくて、分かりやすかった!」とか「この前間違えた漢字の読み方、もう覚えたんだね!」とか、具体的に褒めやすい。

よく読めたら「何が良かったのか」をフィードバックしましょう。

自分では分かりづらいもの。

どう伝わったかを知るには、相手の声は大切なのです。

なかなかうまく読めない時だって、「このお話、難しいね~。1年生の時だったら、全然読めなかったんじゃない?」なんて、過去の本人と比べればOKです。


 

しゅんぞうのまとめ

スイミー!

しゅんぞう
さて、今回は『毎日出される宿題「音読」。それだけ意味がありました。』というお話でした。

国語力」は国語の成績だけでなく、すべての勉強の成績の基礎となります。

一度遅れてしまうと追いつくのはとても大変。

国語ができないとほか国語は他教科とは違い、基本的には「文章の中に答えが書いてある」ため、極端なことを言えば、勉強をしなくても点数が取れる可能性が高い教科です。

そのため他教科より勉強にあてる時間が極端に短く、いざ「音読」をさせてみたり、作文を書かせてみたら「できない」と嘆く親は多いものです。

音読は、ついつい面倒くさくなりますが、小学生の時こそ、ぜひ親がサポートし、勉強の基礎をつくっていけるとよいですね。

 

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「新聞を読もう!」と言っても、なかなか読んでくれない。いろいろ頑張って、でも焦らず、子どもが興味を持つようにあれこれとしてきたが、とうとう、、、

 
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